日本にいてもできる!外国の人と話すためのきっかけのつくりかた

日本にいてもできる!外国の人と話すためのきっかけのつくりかた

皆様、令和初のクリスマスはいかがでしたでしょうか。当方もこちらで初のクリスマスを迎えております。今のところそれらしいことは一切していなかったので、
先ほど近所のスタバに入ってせめてクリスマス限定メニューを楽しもうということでアイリッシュクリームアメリカーノなるメニューをオーダーし、ブログを執筆しております。残念ながらカップは既に通常のものに切り替わっていました。

せめてクリスマスカラーで雰囲気を味わいたかったのですが・・・。
撮影:筆者

しかしこちらのクリスマスは店も短縮営業や休業されているところが多く、道を歩く人も普段に比べて少ないです。「クリスマスは家族とゆっくり過ごす日」という文化を実感しています。家族や友達みんなで見たら最高に楽しいであろう今年のNBAクリスマスゲームの目玉であるLA対決までにはこのブログ記事を仕上げて家に帰る心意気です。

さて、今日はまだ私が日本に住んでいるときにやっていた、英会話力の向上方法についてご紹介しようと思います。大した英語力があるわけでもないのですが、参考にしていただけましたら幸いです。

その気になれば外国人と話す機会に溢れている東京

以前の会社を辞めてから留学まで一年近く期間があったので、バイトと英語の勉強をしながら当時を過ごしていました。しかし、英語の上達は感じ難いもので、何より自分が英語を話せている感覚が机で勉強しているだけでは全くイメージできないことが悩みの種でした。こりゃあ何とかならないものかと考えを巡らせていました。

当時、東京に住んでいた私は勉強の合間に渋谷や表参道に足を運んではスニーカー店を巡っていました。

そこでふと気が付いたのですが、ショップが軒を連ねる街の中心部にはたくさんの外国人観光客の方が来られており、ときには道行く人の半分は外国の方ではないかと思うほどでした。

また、よくよく考えてみるとスニーカーや洋服のお店に限らず、レストラン等のお店で働かれている方の中には外国から来られているスタッフの方もたくさんいました。

「おいおいおい、東京は外国人で溢れているじゃねえか・・・」

と、思いスタートしたのが「道行く外国人観光客に話しかける」というスピーキング練習方法でした。

外国人に話しかけるきっかけづくり

話しかけると言っても無策にやるとヤバイ奴と思われてしまうのでここは自分の趣味であるスニーカーと、留学に向けて購入したカメラをそのきっかけとして使うことにしていました。

手順はこんな感じ。

1.スニーカー好きが集まるエリア(原宿、表参道、神宮前等)でかっこいいスニーカーを履いた外国人を探す

2.見つけたら話しかけて履いているスニーカーの写真を撮らせてほしいと英語でお願いする

3.ノリのよさそうな人だったらどこで買ったのか、価格はどうだったか等、可能な限りそのスニーカーについて英語で話を広げる

4.ときどき目的地への道のりを聞かれたり、フォトグラファーですか?と相手から質問されるのでそれに対して可能な限り英語で回答する

5.笑顔で「楽しんでくださいねー」と言ってその場を後にする

なんとなくこの活動を始める前からけっこう好意的に受け入れてくれる方が多いのではないかなーと思っていたのですが、予想は的中。90%以上の方が快く撮影を許可してくださいました。

というのも、そもそも彼らは日本に興味があるから旅行に来てくれているので、日本人に好意的である可能性が高いと睨んでいたんです。

更に、単にそこら中の人に話しかけるのではなく、こだわりのスニーカーを履いている方に絞り込むことでお互いにシンパシーを感じられるだろうなと、通っていた英会話スクールでの経験から予測していました。

連絡先を交換してご飯に行ったことも

何よりも嬉しかったのはこの活動を通じて連絡先を交換し、その翌日にいっしょにお酒を飲みに行ったこと。

彼はフランスで税理士の仕事をしている方で、出張で東京に来られていました。エレファント柄のオーバーレイを採用したAIR MAX 1 atmosを着用し、おしゃれな雰囲気がバシバシ出ていた紳士だったのですぐに話しかけたところ、取引先との食事の店を探しているのだが、道がわからず困っているということでした。

イタリアの税理士の方の足元。おしゃれなストリート紳士。
撮影:筆者

道のりを案内しようと思ったのですが、お店まで距離が少しあったのと、当時の私の英語力では正確に道順を説明できなかったので、グーグルマップを見ながら一緒に目的地に向かい、お店の前で連絡先を交換してその場で別れました。

すると、翌日その方から連絡があり、時間があれば飲みに行こうということで、一緒に日本食レストランでお酒を楽しみました。

ほぼ初対面の私にあろうことかご馳走してくれたので、次回は私がイタリアに行ってお返しすることを約束し、その場を後にしました。セメスターの合間、もしくはカレッジの全ての過程が終了した際にはイタリアに赴き、約束を果たすつもりです。

女の子をナンパするより難易度は低い

いかがでしたでしょうか。母国語圏出身でない赤の他人に話しかけるということで、最初はほとんどの方が間違いなく緊張しますると思います。ただ、先述した通り、彼らはそもそも日本に旅行に来られている時点で我々日本人のことを好意的に見てくれていることが多いので、楽しく会話できる可能性が高いと思います。

また、私自身、英語を上達したいということも目的の一つであったのですが、やっている内に国籍を超えてスニーカーの情報を交換することや、ときに連絡先を交換して彼らと友達になれることに楽しさを感じていたことが積極的に活動を継続できていた理由かなと思います。

ということで、今日は英会話について記事を書かせていただきました。私はスニーカーだったのですが、身に着けているものでその方や嗜好が連想できるのであればそれをきっかけに話しかけることは難しいことではないと思います。

では、今回はこの辺で。帰ってレイカーズとクリッパーズの試合を見ることにします。

最後までお読みいただいた皆様ありがとうございました。

◇写真の話
今回紹介させていただいた活動を始めて最初に撮影した1枚。たしか中華圏の方だったかと思います。ガールフレンドと二人で旅行に来られており、終始笑顔で仲睦まじい様子が印象的でした。