マイケルジョーダンがラストダンスにて着用していたスニーカーをまとめてみる。

マイケルジョーダンがラストダンスにて着用していたスニーカーをまとめてみる。

画像引用元:air.jordan.com

2020年4月20日にネットフリックスにてマイケルジョーダンの2度目の引退までを追いかけたドキュメンタリー、「The Last Dance」の配信が開始されました。全10エピソードの内2本が公開となり、以降1週間に2エピソードずつ追加されていく予定となっています。

ネタバレになると嫌なので詳しい解説は避けますが、1エピソード目では主に若かりし頃のマイケルジョーダンと、彼のバスケに対するメンタリティについて語られています。2エピソード目はチームスタッフと戦友スコッティピッペンがフォーカスされています。

まだ2話分しか配信されていませんが、ブルズ黄金時代の軌跡をプレーヤーやヘッドコーチだけでなく、裏方も含めたチーム全体にまで掘り下げて製作された非常に奥の深い作品になるのだろうなと予測しています。

現地のエアジョーダンのオフィシャルサイト( https://air.jordan.com/ / 全英語)では、公開にあわせてマイケルジョーダンがエピソード1、2で着用していたスニーカーが紹介されていました。

こんなモデルあったのか!と思うようなものもありましたので、今回はThe Last Dance にて本人が着用していたジョーダンブランドのスニーカーを紹介させていただきます。

泣く子も黙るAIR JORDAN 11 “Concord”

画像引用元:air.jordan.com
こちらは2018年末に復刻発売されたもの。
撮影:筆者

まずは後にカリー率いるウォリアーズに破られる以前のリーグレコードであったレギュラーシーズン72勝10敗を達成した95-96年シーズンに着用していたエアジョーダン11の”コンコルド”です。練習中のシーンで着用が確認できます。

リングの下にシュートしたボールがリングをくぐった後に手元に返ってくるのを手助けする設備(なんて名前だよこれ)を使っているところを見ると一人で自主練習しているみたいですね。

劇中ではこれ以外にもジョーダンの努力家かつ他者にも自分にも厳しい性格を表したエピソードが随所に語られます。

豹がモチーフのAIR JORDAN 13

画像引用元:air.jordan.com
画像引用元:air.jordan.com

続いてはジョーダンが6度目のリーグ制覇を達成するシーズンに着用していたエアジョーダン13です。

生ける伝説、ティンカー ハットフィールド氏がマイケルジョーダンがリングに襲い掛かる姿が獲物を狙う豹と似ているということで、豹をモチーフにデザインされた一足

アッパーのでこぼこや、ソールの肉球っぽい意匠はその為だと思われます。前作のエアジョーダン12の全体的に固く、ソリッドな印象とは対照的に、前後分割ズームエアや、複数パーツで構成されたアウトソールで柔軟性を高めた仕様です。

劇中では試合映像はもちろんのこと、息子と一緒にお揃いのエアジョーダン13を履いているシーンでもその存在を確認することができます。

アウトソールがDUNK(!!)のAIR JORDAN1

DUNKと同じくエアが搭載されていなかったのかどうかはわかりませんでした。
画像引用元:air.jordan.com

大人気のエアジョーダン1ですが、こちらはかなりの変わり種。ぱっと見は皆さんご存知のシカゴカラーのエアジョーダン1ですが、ソールがダンクのものを使っているのです。

ダンクと言えば今年のローカットバージョンの復刻が記憶に新しいですが、私個人的にはオリジナルの発売当時のプロモーションである、「BE TRUE TO YOUR SCHOOL.」が非常に印象に残っているシューズです。

このプロモーションのビジュアルにやられて毎度オリジナルカラーの復刻には心が躍ります。

どういう理由でこのハイブリッドモデルが存在しているのかは調べきれませんでした。エアジョーダン1.5のように復刻発売されたら人気になりそうですね。

こちらは発売当時のダンクの広告。大学生のときにアトモスのECサイトでヴィンテージ加工が施されたケンタッキーと、UNLVのカラーを購入した思い出。デカ履きしてたのでちょっとでかいですが、今でも履いています。
画像引用元:solecollector.com

ノースカロライナ大学時代のジョーダンを支えたCONVERSE PRO LEATHER

画像引用元:air.jordan.com

かつてはバスケ市場において支配的シェアを有していたコンバース

ここからは少々変わり種のご紹介。まずはジョーダンがノースカロライナ大学(UNC)所属時に着用していたコンバースのプロレザーです。

今は競技用のシューズブランドとしてのイメージは薄いとは思いますが、かつてはバスケットボールシューズ市場において50年以上に渡って支配的なシェアを有していたバスケットボールシューズブランドです。

なんでも1970年代中期まではプロ、アマ問わず、70~80%のバスケットボールプレーヤーが同ブランドのシューズを着用していました(と、マーケティングの教科書に書いてあった)。

以降はアディダス、ナイキ、リーボックの隆盛によってみるみると競技用市場からその存在感を失い、挙句ナイキに買収されています(日本で企画されているコンバースは訳あってちょっと事情が違う)。

CT70同様、入手は少々困難

他のマイケルジョーダン着用シューズと比較して最も違うことは、今でもこの復刻モデル(上の画像右側)が購入できるということ。

しかも100カナダドル(税抜/日本円で8000円ぐらい)というリーズナブルな価格でです。

しかし、残念ながら日本ではこの復刻モデルも正規展開が行われていないため、中古品や新古品をフリマアプリ等で手に入れる、もしくは関税やら送料やら余分に払って新品を海外から個人輸入する以外に手に入れる方法はありません。

注意しておきたいのがこれに限らず、ナイキ傘下のコンバースで企画された製品は日本においては「偽物」と認識されているため、これらのシューズを販売用に日本に輸入したと認識されると手元に届く前に税関にて没収されるそうです。

ネットの体験談を見たかんじですと1~2足程度であれば個人用と認められ、お咎め無しという場合が多いそうです。

ただし、そうでないケースも確認しており、確実なことは言えませんので個人輸入についてはあくまで自己責任で行うようにしましょう。

AIR JORDAN1発表以前に着用されためっちゃ普通の見た目なAIR SHIP

画像引用元:air.jordan.com

マイケルジョーダンがルーキーシーズンに着用したエアシップと呼ばれるモデルです。

劇中では試合中に黒赤の別カラーリングのもの、ルーキーシーズンの3試合目にあたるミルウォーキーバックスとの対戦時(この時に本人から語られる裏話が胸アツ。闘将。)にこの白赤のカラーリングを着用していました。

エアジョーダン1の発表前に着用していたものだと思われます。このシューズは2020年の頭にエアジョーダン1と抱き合わせで復刻発売されています。

謎のオフコートシューズたち

最後は名前もわからなければ見たこともなかったスニーカーをご紹介。

画像引用元:air.jordan.com

こちらのクリーンなスニーカーはエピソード1の冒頭にてマイケルジョーダンが葉巻を吸っているシーンで着用していた、Air Jordan 1 Centre Court (エアジョーダン1センターコート)と呼ばれるモデルです。

おそらく引退した後のシーンだと思われます。なかなか綺麗なスニーカーですが、一般発売はありませんでした。

画像引用元:air.jordan.com

練習会場に一番のりで到着したマイケルジョーダンが着用していたこの黒いスニーカーはJordan Sky High Low (ジョーダンスカイハイ ロー)と呼ばれるオフコートシューズです。こちらは一般発売があったそうです。

まとめ スニーカーもいいけど映像作品としても至高

まだご覧になっていない方はおうち時間を使って是非観ていただきたいです。

天才は99%の努力と1%のひらめきだとか、努力の天才という言葉がありますが、正にマイケルジョーダンはそれを体現している人だなあというのが率直な感想です。

あれだけ優勝を繰り返して史上最高のアスリートと呼ばれながら、彼には一切の驕りがないように見受けられました。

誰よりも多く練習し、誰よりもストイックな生活を送っていたのではないでしょうか。色々書きたいことはあるのですがネタバレになるのでこれ以上はやめておきます。

また、私も含めた当時を知らないバスケファン、スニーカーファンにとってマイケルジョーダンとそのシューズの歴史を知るためのとてもいい作品なのではないかと思います。このシリーズを見終わる頃にはエアジョーダンに対する愛が更に深まっていることでしょう。

明日4月27日のエピソード3、4の配信開始を心待ちにしつつ、今回はここで失礼させていただきます。

最後までお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

2020年5月22日追記:第二弾を公開しました。