エアジョーダンはアメリカやカナダで買う方が圧倒的にフェアで買いやすいと思う件

エアジョーダンはアメリカやカナダで買う方が圧倒的にフェアで買いやすいと思う件

当方、毎日のようにフットロッカーやらローカルのスニーカー店のwebページを覗いてはニューモデルやセール商品のチェックを行っております。

日本国内から海外の店舗の在庫状況を確認されている同志も多数いらっしゃるので、ご存知の方も多いかもしれないのですが、日本では瞬殺だったモデルがアメリカ発のグローバルスニーカーチェーンであるフットロッカーのECサイト上ではフルサイズ残っていて、かつセール価格になっている、ということが少なくないです。中でもエアジョーダンシリーズはわかりやすく残っているなーという印象です。
店頭も同様で、例えばいくつかのAJ1OG(エアジョーダン1OG)は発売日翌日以降でも在庫が残っていたりだとか、販売方法も抽選ではなく先着順であることが少なくありません。

アメリカやカナダは日本より在庫数が圧倒的に多い?

日本と北米とでなぜこんなに差があるのでしょうか。根拠のない個人的な考察を申し上げますと、単純に北米の方が在庫量が多いような気がしています。昨年末のAJ11BREDについても、トロントの店舗では先着の店舗がほとんどでしたし、SNKRSのヒット率も日本に住んでいる友人の話を聞く限り、やはりカナダの方が手に入りやすい印象です。 日本だと東京や大阪に住んでいる方にとっては、都市部への人口の集中も店頭での手に入れ難さを加速させている一因な気がしています。

上記の例もあり、北米、少なくともカナダではスニーカーを購入するための倍率は日本に比べて低いように思います。

もちろん例外もあって、先日のNBA ALL STAR 2020 の開催に合わせて発売されたOFF WHITE(オフホワイト) × AJ5(エアジョーダン5)は日本の正規販売店と同じく抽選販売でしたし、仮にBREDやROYALなどのオリジナルカラーのAJ1が再復刻された場合には抽選販売かつ即完売ということになるのだと思います。

ということで私もセール価格でエアジョーダン10シアトルを購入しました。

ということでせっかくなので私も新しいスニーカーを購入しました。それがこちら、AIR JORDAN10 SEATTLEです。

2019年秋の発売だったかと思います。
撮影:筆者

オリジナルのスーパーソニックスのカラーかつ好みのグリーンが差し色ということでリークが出た時点でマークしていたのですが、もちろん定価での購入は見送ろうと思っていました。なぜなら、2018年に発売された同モデルのオーランドカラーがトロントのスニーカーストアにてセール価格で並んでいたことを覚えていたからなんです。

案の定、発売後のフットロッカーのECサイトではいつまで経ってもフルサイズが残っており、2019年末には値下げとなっていました。それでもサイズ欠けすら確認できなかったのでもう一段階価格が落ちるかと睨んでいたのですが、ある日店頭で並んでいるのを見て試着したところマイサイズがラスト1足ということをスタッフの方から聞きました。試着したものは展示品で傷んでいたためその場での購入を見送りましたが、そうか、売り切れは嫌だな、と思い、後日ネットにて購入をした次第です。

ご本人の1回目の引退までの軌跡が刻まれています。
撮影:筆者

アッパーはほぼレザーで構成されています。
撮影:筆者

インサイドです。
撮影:筆者

タンの型押し。高級感があります。
撮影:筆者

モアテンと同じように左右のシューレースホールの間にラバーバンドが配されています。効果については未知数。上部は足入れを考慮してかラバーバンドは割愛されています。
撮影:筆者

サイジングですが、つま先周りがなかなかゆったりと作られている為、よく履いているサイズからハーフサイズダウンで購入しました。店頭で試着しておいてよかったです。

オリジナルの仕様を受け継ぎ、足首内側にUSサイズがプリントされています。

ちなみにトロントでの定価は255CAD+税(約13%)ということで日本円で24,200円ぐらいでしたが、私が購入した際の価格は日本円で税込18,500円ほどでした。

オリジナルは20年以上前に発売されているにもかかわらず、NBAのボストンセルティックスのケンバ・ウォーカーによってコート上で現在も着用されています。本人もその履き心地について下記の動画で言及しています。

2:46あたりからAJ10についてお話しされています。

シリーズの中でもキャラ薄めのエアジョーダン10ですが・・・

現役時のマイケルジョーダンが着用したエアジョーダンの中では9と並んで着用回数が少なく(14はラストショットの美談により別格扱い)、地味なアッパーデザインとキャラクターの無さもあってかスニーカーファンの中では一般的に人気がないモデルとして認識されているかと思います。

他のエアジョーダンに比べるととっても控えめなアッパーデザイン
撮影:筆者

私もそういう印象だったのですが、購入して色々と考えが変わりました。
プレーンなレザーアッパーは特徴が少ない一方で靴が悪目立ちせず、着ている服に馴染みやすいです。また質感も高級感があって履くほどに足に馴染むのが実感できる印象です。

また、全面レザーのアッパーは、傷んだり汚れた場合は革靴と同じ要領で手入れができそうだなということで、ガシガシ履いてしっかりメンテナンスするスニーカーだと個人的に解釈しています。

クッションはリアクトやブーストフォームのようなフカフカした感触ではないですが、じわっと沈むフルレングスエアの固めの感覚もまた気持ちがよく、頻繁に履く理由の一つになっています。

オリジナルカラー、特にシティパックが復刻されたらきっと購入してしまうだろうなと思うほどで、ケンドリック・ナン(現在はプーマと契約)やケンバ・ウォーカーのようにオンコート用の一足として履くのもアリだなと考えています。

最後は自己満日記になってしまいましたが、エアジョーダンのファンの方には是非アメリカ、またはカナダへの渡航をお薦めしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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