第三回 海外で購入したスニーカー ~PUMA Clyde Court Disrupt 編~

第三回 海外で購入したスニーカー ~PUMA Clyde Court Disrupt 編~

(トップ画像引用元:puma.com)

私が海外生活中に購入したスニーカーを紹介するこの企画。PV数は依然として超低空飛行ですが元気よく第三回目の開催です。

今日ご紹介するのは2018年にバスケットボールシューズ市場への復活を果たしたプーマのクライド コートディスラプトです。

PUMA BASKETBALLの復活

プーマがバスケットボール市場に復帰したのは2018年6月のこと。ブランドのクリエイティブディレクターにはラッパーで実業家のJay-Z氏を据えています。

1970年代に活躍したプーマバスケットボールの契約選手であるWalt “Clyde” Frazier(ウォルト”クライド” フレイザー)氏が自身のシグネイチャーモデルであるClyde(クライド)をオンコートだけでなく、オフコートでも履きこなし、当時のファッション、音楽、カルチャーに多大な影響を与えたそうな。そのブランドのバックグラウンドと現代のバスケットボールシーンをリンクさせるのにJay-Z氏は相応しい存在なのだとか。

2018年6月の復帰報道から数か月後に同年のNBAドラフト1位、2位指名を受けたMarvin Bagley(マーヴィン バグリー), Deandre Ayton(ディアンドレ エイトン)との契約を発表。その後もカナダ出身のRJ Barrett(RJ バレット)や、Kyle Kuzma(カイル クズマ)などの若手有望株を中心に契約選手の数を拡大しています。

トロントにおいては、昨シーズンのNBA制覇の際の中心選手だったDanny Green(ダニー グリーン)がプーマの契約選手としてClyde Court Disruptを着用。ただ、あまり売上に大きな影響はなかったようで、店頭で売り切れることはなかったと記憶しています。私もセール価格で手に入れました。

クライド コート ディスラプトはこんなかんじのスニーカー

ここからは写真を中心で紹介いたします。

アッパーはニット素材。ソックスのような履き口の形状なので、足入れは足首部の前後に配されたプルタブに指を入れながら行います。足を入れてしまえば内部はそこまで狭くないです。
撮影:筆者

最後の2ループ分だけシューレースの通り方がちょっとだけ特殊。バスケ用に購入したのですが、つくりが大き目なのと、私の足の形状もあるのか、結構きつめに紐を縛らないと不安になる履き心地。プレーしているとアッパーの色もあって数回の着用でけっこう汚れてきます。
撮影:筆者

インソールのプリントはあっという間に剥がれました。バッシュとしての履き心地は結構気に入っています。注意したいのはサイジング。おそらくほとんどの方がNIKEのバッシュからハーフサイズダウンが必須かと思われる大き目のつくりです。
撮影:筆者

ソールはフラットで、安定感があります。どこかスウェードやクライドといったクラシックなスニーカーのソールパターンを模した印象を受けます。グリップは初回は若干あやしいかなと思いましたが、数回使うといいかんじのグリップ力になってきます。クッショニングはプーマが誇るフォーム状のクッショニング素材、NRGY beadsとIGNITE Foamのハイブリッド素材。どちらかというと固めの感触で、反発力を感じるセットアップです。
撮影:筆者

アウトソールには「Clyde」のシグネイチャーが確認できます。ヒールタブにはオリジナルのプーマクライドの誕生年である1973がプリントされています。ちなみにこのモデルはトランスルーセントアウトソールのものが大多数を占めていました。どうも同ソールは信頼できないなあということでソリッドラバーアウトソールのものを選んで購入しました。
撮影:筆者

幸運にもこちらでも屋内でバスケができる機会に恵まれ、一時期は毎週プレーしていました。しかし、IELTSの勉強を開始して以降、足が遠のいてしまい、試験が終了した現在も参加していない状態です。このバッシュも使ってあげないともったいないのでまた再開しなくてはいけませんね。

最後までお読みいただいた皆様ありがとうございました。